続:有償版Gmail(Gsuite)にてOUTLOOK が利用できなくなる??

こんにちは、佐々木です。

 

今回は過去記事で紹介させて頂いた内容の続報になります。

前回の記事はこちらをご参照下さい。

http://itsupport.cbit.co.jp/archives/773

 

記事の中で、有償版GsuiteにおいてGmailがOUTLOOK2013、2016で利用できなくなる旨を

ご説明いたしましたがその後の進捗、ならびに回避策についてご案内したいと思います。

 

記事では2021 年 2 月 16 日以降すべてのG Suite アカウントでの

”安全性の低いアプリのアクセス”が無効になり、これによりOUTLOOK2013、2016においても

Gmailの利用ができなくなる旨をご説明しておりますが、

この期限についてコロナの影響により当面延期されることがGoogle側の発表でわかりました。

 

コロナの影響如何によりますが、世界的に収まるのは数年はかかると思われますので

当面の間は急いでOffice2019もしくはOffice365に移行する必要はなさそうです。

 

とは言えGoogle側がOAuth対応アプリケーションを推奨しているのは間違いがなく

セキュリティ面から見ても将来的に使用できなるなることは明白ですので

引き続き移行については頭に入れておく必要がございます。

 

また仮にOUTLOOK2013,2016で使用できなくなった場合についても回避策を

掲載しておきたいと思います。

※理論上回避可能と思われる方法となり、実際に”安全性の低いアプリのアクセス”が

 無効になった場合動作保証はしかねます。

 

その方法は”2段階認証プロセス”の使用になります。

 

2段階認証プロセスについて簡単に申し上げますとGoogleアカウントとスマホ等のデバイスを紐づけ

セキュリティを強化する仕組みです。

 

具体的な方法は下記です。

①Googleアカウントのセキュリティ設定へ移動し、2段階認証プロセスをクリック

 

②使ってみるをクリック

 

③使用するスマートフォンを登録し、”今すぐ送信”をクリック

※既にスマートフォン等でGoogleを利用している場合は、該当のデバイスが

表示されます。

③登録したデバイスにログイン許可が求められるので、Gmail等のアプリを起動し、アクセスを許可する

 

④バックアップ方法を登録する

これはバックアップなので登録してあるデバイスとは別なものがよいと思います。

 

⑤バックアップ方法に登録した番号宛にコードが送信されるので

入力し、”次へ”をクリック

 

⑥2段階認証プロセスを有効にするか聞かれるので有効にする

 

⑦アプリパスワードをクリック

こちらがOTULOOK等アプリで使用するパスワードになります。

 

⑦使用するアプリケーション名を入力し”生成”をクリック

 

⑧生成したパスワードを使いOUTLOOKで認証します。

 

以上です。

 

こちらの方法であればOUTLOOKなどの個人利用のみならず、

OAuth非対応のサーバアプリケーションのメール通知機能にも利用できるかと思いますので

お試し下さい。

 

今回はこのあたりで失礼いたします。

Google側の情報がアップデートされ次第、随時検証報告していきたいと思います。

 

 

 

コメントを残す

名称 *
メールアドレス *
ウェブサイト