こんにちは。河辺です。
今回はWindows10の無償アップグレードについてです。
この記事を書いているちょうど2年前、
「Windows10無償アップグレードキャンペーン」が2016年7月29日に終了しました。
当時はWindows10アップグレードの告知がまるでウイルスのように表示されたり、
勝手にスケジュールされたりと色々大変な目に遭いました・・・。
過去記事↓
「Windows10アップグレード告知を斬る!」
「Windows10アップグレード告知を斬る!(2)」
そして現在、Windows10もそこそこ普及しており安定性が確認できています。
Windows7のサポート終了(2020年1月14日)も見えてきました。
当時は回避していたアップグレードも、
今は「Windows10へ移行させないといけないなー」なんて考えている方、
多いのではないでしょうか。
ちなみにマイクロソフトストアから購入できるダウンロード版の価格は以下になります。
他の通販サイトからも安く購入できますが、あまりにも安いのはおススメしません!
安いからといって購入すると『海賊版』だったりするのでご注意を。
さて本題です。
とっくに終わってしまった「無償アップグレード」ですが、
本当にもうできないのでしょうか?
『Windows10 無償アップグレード』等の文言で検索すると結構出てきます。
結論から言いますと、、、
無償アップグレード出来ます(2018年7月30日現在)
但し、2つの注意点があります。
この説明をする前に、まずはWindows10へのアップグレード方法を説明します。
他情報サイトでも詳細に説明されていますので、ここでは簡単に説明します。
目次
Windows10へのアップグレード方法
1.8GB以上のUSBメモリを用意(16GB以上を推奨)し、
マイクロソフトのサイトよりWindows10インストーラを作成する。
2.アップグレード対象PCにて、作成したインストーラUSB内の「setup.exe」を実行。
3.アップグレード終了後、インターネット接続にてライセンスが認証される。
↓
Windows7、8.1等で起動できる環境が必要です。
新しいHDDやSSDを換装した場合、まずはリカバリやメディアにて
本ツールより「クリーンインストール」が可能です。(ライセンス認証されている)
↓
前段のアップグレード処理をした後であれば、クリーンインストールが可能です。
そのPCでWindows10のライセンス認証(アクティベート)が
例えばWindows7のPCでSSDを換装した場合、
1.まずはWindows7の環境にリカバリ
2.本ツールで「アップグレード」しライセンス認証
3.その後「クリーンインストール」で処理
この手順でキレイなWindows10環境を構築できます。
さてさて、保留にしていた『2つの注意点』について説明します。
「無償アップグレード期間が過ぎているのに無償アップグレードしていいの?」
と、多分ほとんどの方が疑問に思いますよね。
これ、マイクロソフトに確認してみました!
(親切丁寧に教えていただきました。MSサポートの方、感謝ですm(_ _)m)
チャットの内容をサイトに載せていいか確認したところ、
『お控えください』と言われたので載せられませんが、
要約すると以下の2つの注意点がありました。
1.ライセンス違反である。
2.今後認証が外れる可能性がある。
という事でした・・・。
まずライセンス違反ですが、
「無償期間が過ぎている為、違反という考えになってしまうのが正式な回答です。」
と。まぁ当たり前っちゃあ当たり前な回答ですが。
じゃあなんでこの方法でアップグレード出来てライセンス認証されるのかと
聞いたところ、
「無償期間に間に合わなかったお客様向けに提供されているサービスです。」
「今はこの方法でライセンス認証されますが、今後の対応は
変更される可能性があります。」
という事でした。これが2つ目の注意点ですね。
ん?という事は、アップグレードしたのが無償期間内なのか外なのか、
判別する方法がマイクロソフトにはあるって事ですね?
と聞いたところ、当窓口では分からないと躱されちゃいました。
とにかく、今は認証されているものの今後認証外れるかもよ、
という部分を強調されており、
元OSのライセンス(プロダクトキー)は捨てずに持っててください。
という事でした。
何にせよ、この方法でWindows10へアップグレードされた方、
気になる方はマイクロソフトへ問い合わせるのをお勧めします。