こんにちは。舘です。
現代において仕事に欠かせない「MicrosoftOffice」
パッケージ版は3年単位でバージョンアップされており
現行が「Office2016」、次期バージョンは「Office2019」になります。
そう、あと1年足らずで新バージョンが発売されるのです。
(Microsoftは2018年下半期よりOffice2019の提供を開始するとしています。)
そんなOffice2019のプレビュー版が
「Office 2019 Commercial Preview プログラム」として
公開されていたのでインストールしてみました!
■インストール方法
Office2019のインストールには上記プログラムへ参加後
“Office Deployment Tool”を入手する必要があります。
Microsoftサポートサイトにて手順が解説されているのでここでは省略します。
“Office Deployment Tool.exe”を入手後に
ダブルクリックで実行するとライセンス条項が表示されます。
下部の「Click here to accept the Microsoft Software License Terms.」に
チェックを付けて「Continue」をクリックします。
展開先の選択ウィンドウが表示されるので任意の場所を選択し
「OK」をクリックします。
選択したフォルダ内を確認すると
・setup.exe
・configuration.xml
という2つのファイルが展開されているはずです。
Office2019では、Click-to-Run形式でのインストールのみサポートしており
事前に”configuration.xml”にインストールのオプションを記述したうえで
“setup.exe”を実行する必要があります。
なお、展開したままの状態だと”configuration.xml”が
Office2019をインストールする設定になっていないので
メモ帳で開き、以下のような記述に書き換えてください。
<Configuration> <Add OfficeClientEdition=”64″ Channel=”Perpetual2019″> <Product ID=”ProPlus2019Volume” PIDKEY=”N9J9Q-Q7MMP-XDDM6-63KKP-76FPM”> <Language ID=”ja-jp” /> </Product> </Add> </Configuration> |
※32bitOSをご利用の方は”Add OfficeClientEdition=”の後ろの数字を”32″に書き換えてください
書き換え後、上書き保存すると準備完了です。
コマンドプロンプトで展開場所まで移動し
以下のように”setup.exe”を実行します。
>setup.exe /configure configuration.xml
setup.exeを実行するとインストールが始まります。
インストール時のオプションはconfiguration.xmlにて事前に指定してあるため
待っているだけでインストールが進んでいきます。
↑のような表示になったらOffice2019のインストールは完了です。
試しにExcelを起動して製品情報を見てみると
しっかりOffice2019がインストールされているのがわかります。
■使い勝手は?新機能はある?
インストール後、Office製品の中でも使用頻度の高そうな
実際に起動してみると見た目や操作感がOffice2016と全く同じと言えるほど変化しておらず
バージョンアップで戸惑うユーザーは少ないのではという印象です。
また、MicrosoftサポートにOffice2019の新機能リストが記載されています。
以下に一部抜粋しましたが、あまり目新しいものもなく既存機能の改善が主になっているようですね。
Word
-ブラックテーマ
-Officeサウンド
Excel
-新しいグラフ形式(ファンネルチャートと2Dマップ)
-新しいExcel関数
PowerPoint
-プレゼンテーション内でスライドを並べるためのズーム機能
-モーフィングトランジション機能
-アイコン、SVG、3Dモデルの挿入と管理
■最後に
この「Office 2019 Commercial Preview プログラム」は
導入を検討する立場の方に向けた措置ではありますが
一利用者、そしてユーザーサポートを行う立場から見ても非常に役に立つものです。
アップデートの影響が気になる方、純粋に新しいものが好きな方は
ぜひ一足先に「Office 2019」をお試しください!!