こんちには、川島です。
今回は、パソコン選びをする際にまず目にする部分、
『CPU』の性能を確認する方法について簡単に説明したいと思います。
『CPU』の性能を確認する方法について簡単に説明したいと思います。
まずは、CPUの概要をさらっとおさらいしておきましょう。
【CPU(Central Processing Unit)とは?】
人間でいうところの『脳』です。
人間でいうところの『脳』です。
PCの性能をCPUで判断するといってもいいくらいの重要なパーツになります。
また、パソコンパーツの中で最も熱を持つところで、ファン(CPUファン)などで
冷却をして破損しないようにしています。
冷却をして破損しないようにしています。
夏に起きるパソコンの熱暴走は、ほぼCPUの熱が上がりすぎた結果によるものです。
熱暴走については以前に記事を公開していますので、よろしければご確認ください。
昨今のPCでは下記2つのメーカーのCPUが搭載されています。
Intel・・・『Intel入ってる』でお馴染みの最大手
AMD ・・・低コストでハイスペックなCPUを提供するが、玄人向け
AMD ・・・低コストでハイスペックなCPUを提供するが、玄人向け
本記事では、現在主流であるIntelCPUをについて記載していきます。
さて、パソコンの性能を見るとき、何を持って性能が高いと判断するか
分かりにくいですよね。どこを見ればいいか、簡単に説明したいと思います。
大きくは3つになります。
①周波数
CPUが動作するクロック周波数のことです。
MHz(メガヘルツ)・GHz(ギガヘルツ)という単位で、1GHz=1000MHzとなります。
MHz(メガヘルツ)・GHz(ギガヘルツ)という単位で、1GHz=1000MHzとなります。
この周波数が高いほど、処理できる量も多く、スピードも速くなります。
②コア数/スレッド数
これは、処理を行う部分の数です。コアが多いほど同時に多くのデータを処理することが出来ます。
デュアルコア =2コア(Core2Duo、Core i3など)
クアッドコア =4コア(Core i5、Core i7など)
クアッドコア =4コア(Core i5、Core i7など)
※IntelのCore i3やCore i7では、ハイパースレッディングテクノロジー(HTT)という機能が
搭載されています。これは、CPU内の空いている演算器を使用して1つのコアで2つのデータを
処理する技術です。これはお得な機能ですよね。
搭載されています。これは、CPU内の空いている演算器を使用して1つのコアで2つのデータを
処理する技術です。これはお得な機能ですよね。
③キャッシュメモリ
これはCPUに内蔵されているメモリーのことをいいます。
これは、CPUの中にデータを一時的に置いておくことで、何度も読み出すことをせずに、
処理を高速化します。キャッシュメモリは1次キャッシュ・2次キャッシュと分かれており、
1次キャッシュからCPUはアクセスしていきます。
これは、CPUの中にデータを一時的に置いておくことで、何度も読み出すことをせずに、
処理を高速化します。キャッシュメモリは1次キャッシュ・2次キャッシュと分かれており、
1次キャッシュからCPUはアクセスしていきます。
キャッシュメモリが多いほど処理がスムーズになり、性能が良いといえます。
通常はDRAMというものですが、高速なSRAMというものもあります。
通常はDRAMというものですが、高速なSRAMというものもあります。
上記3つが総合的に良く、同時処理がスムーズに行えることが
CPUの性能が高いということになります。1コアで周波数が大きいよりは、
2コアでそこそこの周波数のほうが性能がいいといえるのです。
しかし、性能がいいということはその分金額も高くなり、発熱量が大きくなるので、
用途を考えて選択をする必要があります。
では、自分のパソコンがどのCPUなのでしょう。これは、パソコン側で確認することが出来ます。
※Vist・7以降の見方になります
コンピュータ右クリック→プロパティ。
※デスクトップ上にコンピュータがない場合、左下スタートメニューのなかにあります。
ちなみに、コア数もパソコン側で確認することが出来ます。
タスクバー上で右クリック→タスクマネージャ→パフォーマンスタブ
CPUのコア数ごとに表示されています。このパソコンは4コアということがわかります。(Core i5のCPUの場合)
皆さんのパソコンの性能はどうですか?CPUだけが性能ではないので、
あくまで判断基準のひとつとお考えください。
高いものにはそれなりの理由、安いものにもそれなりの理由があります。
用途やコストを考えて、ベストな選択が出来るように頭の片隅に留めて置いて
くださいね。
では、今回はこの辺で。