こんにちは、神代です。
今回は昨年Windows Phone向けに公開され評価が高かったアプリ
「Office Lens」が iOS、Androidにも提供されたのでさっそく試してみました!
まずはインストールと初期設定
AppStoreを開きOffice Lensで検索しインストール。
レビュー数、星の数を見ても評価高いのがわかりますね!
インストールが完了したら起動してみましょう!
アプリの説明画面を右にスワイプしていくとカメラアクセスの許可を求められるので
「アクセスを許可」をタップします。
初期設定が完了するとスキャン画面が表示されます。
すぐに試してみたいところですが、まずは初期設定から。
左上のメニューボタンをタップし、「設定」をタップします。
「サインイン」をタップすると、Microsoftアカウントのログインを求められるので
ユーザー名、パスワードを入力してサインインしてください。
※Office Lensでスキャンした画像はメールやiOSの「写真」などにもアップ可能なので
Microsoftアカウントは必須ではありませんが、Office Lensの魅力はOffice製品との連携
だと思いますのでアカウントを持っていない方は登録してみる価値はあると思います!
初期設定が完了したらさっそくスキャンを試してみます!
撮影した画像を補正してくれるそうなのでわざと斜めから撮影してみます。
撮影モードの違いはマイクロソフトのサポートを見ると以下のように説明されています。
・写真
→風景や人物の撮影に適したモードです。
・ドキュメント
→ページ上の小さい文字や詳細説明を最大限に取り込んでかつようできます。
ポスターやレストランのメニューなどに適しています。
・ホワイトボード
→ノートを撮るときは、このモードを使います。Office Lensでは、
背景の明るさを抑えて文字が読み取りやすくなるように画像が調整されます。
黒板やスケッチの取り込みにも適した設定です。
撮影が完了するとプレビューが表示されます。
上手くスキャンできていない場合は「撮り直し」をタップするか、
トリミングボタンでスキャン範囲の修正を行います。
今回はトリミングボタンをタップしてみます。
このような画面が表示されるので、選択範囲の修正を行います。
再度プレビュー画面が表示され、問題がなければ「完了」をタップします。
スキャンファイルのエクスポート先選択画面が表示されるので
「OneDrive」を選択してみます。
PCでOneDriveを開くと「Pictures」というフォルダが自動作成されているので開きます。

先ほどスキャンした写真がJPGファイルとして保存されています。

開くとこんな感じです!
ちょっとブレてしまってますが・・・文字は問題なく読めると思います。

次にOne Noteにエクスポートした時の動作を紹介したいと思います。
スキャンまでの流れは先ほどと同じで、
スキャンし終わった後エクスポート先の選択画面で「One Note」を選択します。
「タイトル」と「場所」の入力画面が表示されるので入力し、
「保存」をタップします。
保存が完了したらPC側の画面を見ていきましょう。
One Noteの画面の右上になる検索窓に検索したい文字を入力します。
今回は”SAP”で検索してみました、検索結果が下に表示されるのでクリックします。

One Noteにアップされたスキャンデータがヒットしました!
赤で囲んでいる部分が検索にヒットしたようです。
ブレてしまったのが原因なのか社名の下にあるURLのsapは認識していないようです・・・
また日本語は何を入れても検索にヒットしなかったのでまだ対応していないようです。
今回Office Lensを使用してみて
One Noteで日本語検索ができないことなどOCR機能は残念な部分がありましたが、
スキャン対象の認識や補正の精度は高く便利なアプリだと感じました。
また撮影した画像のアップロード先を選択できるため、
仕事の写真を個人のスマートフォンで撮影している方は
プライベートと仕事の写真が混在してしまうのを避ける
ことができるので非常に便利なのではないかと思います。
Office Lensは今回紹介したOne Drive、One Noteだけではなく
WordやPowerPointにスキャンデータをアップすることも可能なので
次回はこれらの機能と文字認識の精度の部分を紹介したいと思います!!