日本語対応した最新のWindows10評価版をさっそく試してみました。

こんにちは、神代です。
今回は昨年10月に当ブログでも紹介した『Windows10 Technical Preview』 の最新バージョンが公開されたのでさっそく仮想環境にインストールして実際に操作してみました。
前回の記事は こちら
主に追加された機能や前回からの変更点を紹介していきたいと思います。
まずはお約束のデスクトップから、背景画像が前回とは全く別物になっていました。
製品版に近づいて来たという感じがしますね!!
win10_desktop.JPG
背景だけじゃなく、「PC」「ネットワーク」アイコンデザインも前回から変更されていました。
こうなるとWindows7の頃からアイコンデザインが変更されていない
「ごみ箱」「コントロールパネル」等は浮いてしまいますね・・・。
製品版ではこれらのアイコンデザインも変更されるのでしょうか?
win10_icon_1.JPGwin10_icon_2.JPG
エクスプローラーもフォルダのアイコンデザインも変更されていました。
win10_explorer.JPG

改良が続いているスタートメニュー
前回もお伝えしましたが、Windows10ではスタートメニューが復活しました!!
下図がスタートボタンをクリックしたときに表示される画面です、
ぱっと見は前回のTechnical Previewとほとんど変化がないのですが、
操作してみると仕様変更されている部分がありました。
win10_start_1.JPG
1つ目の変更点は
スタート画面にアイコンをピン留めした時の動作です。
スタート画面に追加したいアイコンを右クリックし、「スタート画面にピン留めする」をクリックします。
win10_start_2.JPG
そうするとアイコンが一番下に追加されます。
スクロールバーが見え辛いと思いますが、スタート画面に表示しきれないアイコンは縦にスクロールして表示します。
いくらアイコンを追加してもスタート画面の横幅は変わらず、
画面スクロールが縦に伸びるだけなので見た目がすっきりしたままです。
win10_start_3.JPG
ちなみに以前の仕様では、
アイコンを増やしていくとスタート画面がどんどん右に広がっていました。
一応以前のようにスタート画面を横に広げることができないか試してみましたができませんでした。
win10_start_4.jpg
2つ目の変更点は
「スタートメニューを展開」というボタンが追加されたことです。
スタート画面右上にあるアイコンをクリックします。
win_start_5.jpg
スタートメニューが全画面表示になり、より多くのアイコンを表示することができます。
この機能がスタート画面を横に広げられない点を補完しているのだと思います。
そもそもスタート画面に表示しきれないほどのアイコンをピン留めすることに意味がないような気もしますが・・・。
win10_start_6.jpg
ちなみにスタート画面には表示されていない、
「ファイル名を指定して実行」などを選択したい場合は、
「Windowsボタン」を右クリックするとWindows8.1のスタート画面を出すことが可能です。
win10_start_10.JPG

注目の新機能「Cortana」
「Cortana」とは大雑把に言ってしまうと、iPhone「Siri」Android「Google Now」と近い機能を持ったシステムになります。
OSのインストール後に知ったのですが、現在英語版のみ提供されているため、残念ながら日本語版では利用できないようです。

設定項目が大幅に増加した「Settings」
Windows8からあったSettingsですが、今回かなり設定項目数が増加していました。
システム管理者の方も含め頻繁に使用する画面になる可能性があるので紹介したいと思います。
スタート画面から「Settings」をクリックします。
win10_start_7.jpg
「Settings」のトップメニューが表示されます。
win10_settings_1.JPG
コントロールパネルにもあるディスプレイの設定。
win10_settings_2.JPG
既定のプログラムの設定画面。
一覧で既定のプログラムを確認できるので便利です。
win10_settings_3.JPG
デバイスの管理画面。
win10_settings_4.JPG
この他にも沢山の設定項目があります。中にはコントロールパネルの画面にジャンプするボタンもあり、現状は2重管理になってしまっています。
似たような画面を2つ用意する必要はないと思うので、
今後は「Settings」「コントロールパネル」統合されていくのかもしれませんね。
ただ「Settings」内のアイコンデザインは、
ぱっと見たときにどれも同じに見えるので正直見辛いと感じました。
プリンタ設定等は使用頻度が高いですし、設定画面自体マニュアル作成の際にも使います。
感じ方は人それぞれだと思いますが、私はもう少しアイコンの色や大きさ、形など視認性を重視したデザインにしてほしいです。

PCモードとタブレットモードを自動で切替える「Continuum」
2in1PCなどでキーボードの有無を認識して、「PCモード」と「タブレットモード」自動で切り替える機能です。
今回はデスクトップの仮想環境にOSをインストールしているため自動切替は試せないのですが、
Settingsから手動でタブレットモードを有効することはできます。
スタートメニューから「Settings」を開き、「タブレットモード」を開く。
win10_settings_5.jpg
「タブレットモードを有効にする」をオフからオンに変更する。
win10_settings_6.jpg
これはタブレットモードが有効になった後のデスクトップ画面になります。
デスクトップにある「PC」「ネットワーク」「ごみ箱」等のアイコンをダブルクリックしても反応しません。
win10_tablet_1.JPG
スタートボタンを押すと以下画面が表示されます。スタートメニューの全画面表示とほとんど同じですね。
win10_tablet_2.JPG
アプリを起動すると基本的に全画面表示されますが、もちろんマルチタスクで動作します!
画面左半分に表示したいアプリケーションを選択します。 
win10_tablet_3.jpg
ニュースアプリとIEが左右2分割で表示された状態です。
win10_tablet_4.JPG
Windowsタブレットを持っていないのでちょっと強引な方法でしたが、
タッチ操作も少し試してみました。
win10_tablet_5.jpg
タブレットモードはデスクトップ画面が閲覧専用になり
アプリケーションを起動する画面が1本化されたため
Windows8の時のような中途半端さがなくなり使いやすくなったと感じました!

あまり大きな変更や機能追加はありませんでしたが、
細かい部分の改善があり着実に完成に近づいていると感じることができました。
Windows7以降のOSでは1年間無償でアップグレードできるようなので完成が楽しみですね!!
Windows10 Technical Previewの紹介は以上になります!
今回使用した仮想マシンに先日公開されたOffice for Windows10という、
モバイルデバイス向けのOfficeもインストールしたので近いうちに紹介できればと思います!
win10_tablet_6.jpg
それでは!

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