こんにちは、川島です。
今回は、マニュアルなどを作るときに便利なツール
『Snipping Tool』をご紹介します。
このツールは、
・Windows XP Tablet PC Edition
・Windows Vista (StarterとHome Basicを除くエディション)
・Windows7
・Windows8/8.1
に標準で含まれています。
【Windows Vista/Windows7の場合】
スタート-すべてのプログラム-アクセサリ
スタート-すべてのプログラム-アクセサリ
【Windows8の場合】
スタート画面の画面右下の『すべてのアプリ』-『アプリ』画面内のWindowsアクセサリ
スタート画面の画面右下の『すべてのアプリ』-『アプリ』画面内のWindowsアクセサリ
【Windows8.1の場合】
スタート画面の画面左下のボタン-『アプリ』画面内のWindowsアクセサリ
さて、これはどういったツールなのかを簡単にいうと、
画面コピー(スクリーンショット)を撮るツールです。
画面コピー(スクリーンショット)を撮るツールです。
過去に似たような記事で、『Officeの画像貼り付けワザ』(⇒こちらの記事 )を
掲載させて頂いていますが、『Snipping Tool』とは異なるものになります。
違いはありますが、こちらもマニュアル作成などに非常に効果的ですので、
是非活用くださいね。
『SnippingTool』の特徴は以下3つになります。
【『Snipping Tool』の特徴】
・自分の必要な範囲の画面を切り取ることが出来る。
・『Excel』や『Word』などにも貼り付けが出来る。
・『画像保存』もこのソフトのみで出来る。
たとえば、ある1つのアイコンだけ画像として欲しい!という場合に、
このツールを使うと簡単に作成することが出来ます。
このツールを使うと簡単に作成することが出来ます。
【手順例】※四角形の領域切り取りを使用します。
①『Snipping Tool』を起動する。

②起動すると、下図のようなウィンドウが表示される。新規作成がオン(Ctrl+N)に
なっていると、画面に白くフィルターがかかる。
(後述の全画面・ウィンドウ切り取りの場合は出ません)
【オフの状態】
【オンの状態】
ちなみに、新規作成がオンになっていると、このような画面になります。
③切り取りたい範囲を指定をする。切り取り範囲は色枠(下図では赤枠)で表示される。
③切り取り結果が表示されるので保存。必要な部分だけの画像の出来上がり!
このように大変簡単に切り取り出来ます。また、この切り取りした部分は
クリップボードにコピーされていますので、ExcelやWordにも
貼り付けることが出来ます。
※オプションでクリップボードへのコピーをとめることも出来ます。
【切り取りの種類】
切り取り方は4種類あります。新規作成の右側のボタンから選ぶことが出来ます。
①自由形式の領域切り取り
②ウィンドウ領域切り取り
③全画面領域切り取り
④四角形の領域切り取り(手順例で使用した方法)
主に使うのは、ウィンドウ切り取りか四角形切り取りと思います。
自由領域での切り取りは、うまく使うと資料などに個性が出せそうですよね。
【切り取り後の加工ツールの種類】
切り取り後、ペンツールで文字を描いたり、マーカーツールで
線を引いたりすることも出来ます。
切り取り後、ペンツールで文字を描いたり、マーカーツールで
線を引いたりすることも出来ます。
・マーカーツール
色が黄色しかなく、フリーハンドのみで少しだけ線補正がされますが、
直線を引くのは難しいです。
・ペンツール
色数は【赤・青・カスタム】とあり、ペン先(カスタマイズで変更可能)は
【角・丸】から選べます。
少しだけ線補正をかけてくれますので、線が滑らかになりますが直線は難しいですね。
・消しゴムツール
描いたペンやマーカーがサッ!と消えます。パーツごとに消えるので、
部分的に消すということは出来ません。
・メール送信
切り取り領域をメールで送信。
添付ファイルとして貼るか、メール本文への画像貼り付けかを選べます。
【切り取った画像の保存】
切り取り後の保存形式は4種類あります。
『どの画像形式で保存していいか迷う』という場合は、以前に当ブログで各画像形式の
特徴について掲載しておりますので、参考にしてみてください。
簡単にご紹介しましたが、昔はこういった無料ツールが無く、
有料で提供されていましたが、大変便利な世の中になったものですね。
Excelなどでトリミングして画像作成していた日々が懐かしいです・・・・
この便利ツールをマニュアル作成などの際に、
利用してみては如何でしょうか?