いつかは壊れる? 記憶媒体の寿命について

こんにちは!川島です。
今回は、大切なデータを記憶する記憶媒体について、
記載したいと思います。
最近ですが、知人の外付けハードディスクが突然故障しました。
前々から、故障することがあるからバックアップをまめに取らないと
ダメですよと言っていたのですが、全く取っていなかったようで、
大変落ち込まれていました。
その方が言われていたのが、ハードディスクだったら頑丈だし、大容量だから
全てのデータをここに保管して置いたほうがいい思ったそうです。
この考え方は、非常に危険ですね。
ハードディスクであろうと、必ず壊れるものなんです。
企業においても同様のことが言えます。
外付けHDDに保管したままになっていたり、会社のパソコンにデータを
入れたままにしているということはありませんか?
私の実体験としては、ハードディスクは長くて4~5年くらいが寿命と思っています。
もちろん、環境による違いはありますが、一般的に同じくらいのようです。
前兆としては、『ハードディスクへの読み書きが異常に遅い』、『認識されない』
などがあります。
これが起きると、心臓バクバクものです。もう、頭が真っ白になりますね。
■故障の原因は何か?
はっきりは言えないですが、主に下記のような原因となります。
●熱・湿気・衝撃・ホコリによる故障・破損
●内部パーツの経年劣化による故障
特に、『熱』・『ホコリ』は多いですね。
ホコリが溜まりすぎて、熱がこもって暴走・・・・・
真夏の風物詩です。
小まめに掃除をすることで風通しがよくなり、故障のリスクが減ります。
壊れる直前や壊れた後に、ハードディスクから変な音がすることが
結構あります。『カラカラ』とか『ガガガガ』という音が目立ち始めたら
要注意ですね。動くうちに早めのバックアップが必要になってきます。
ハードディスクの物理的な故障の場合、データの救出はかなり難しいです。
しかも、ヘタに手を出せば救出不可能にもなりうるので、
業者に復旧の望みを託す他ありません。
それなりの金額がかかり復旧確率は不明、というかなりな博打ですけど。
論理破損(OS破損)の場合は、多くのデータはそのままになっており、
多くのデータは救出できる見込みがあります。
■どの媒体ならば安全なのか?
【一般的な記録媒体の寿命】 ※使い方や媒体により差はあります。
●光ディスク(CD/DVD/BD):10~30年
 ●フラッシュメモリ(USBメモリ/SDカード/Flash SSD):5年
書き換え回数に限度があり、一時的に保存するもので長期保存には適さない。
 ●ソリッドステートドライブ(SSD):5年
書き換え回数に制限、データが消失する可能性があり長期保存には適さない。
  価格も高め。
 ●ハードディスクドライブ(HDD):3~5年
磁気や振動、衝撃に弱く、耐用年数が低い。
上記から、やはりCD/DVDとHDDが保管には適するのですが、
寿命があるので、複数のバックアップをとることが必要です。
これを、やられない方が多いんですよね。
今は、クラウドストレージの利用が進んでいます。
メリットは大きく、
 ●堅牢なデータセンターにサーバーがある。
 ●データセンター内で24時間365日管理されており、
  サーバー本体を管理する必要が無い。
 ●必要量だけ利用でき、増設も簡単。
サーバーのバックアップとしても安全に利用できます。
もし、複数のバックアップを取っておらず不安な方は、
取り返しがつかなくなる前に
複数のバックアップを検討されては如何でしょうか。
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