こんにちは、神代です。
今回は、先日”9”を飛ばして発表されたことでも話題になった 『Windows 10』。
10月1日に『Windows 10 Technical Preview』が公開されました。
さっそく仮想環境にインストールし実際に操作してみましたので、
UIや新機能を紹介していきたいと思います。
『Windows 10 Technical Preview』に興味があって試してみたいという方も
いらっしゃると思いますが、期間限定(2015年4月16日まで)の評価版になります。
動作が不安定な可能性もありますので、普段使いのPCにインストールしたりしないよう
注意してくださいね。
まずはデスクトップの画面から。
初期設定では「ごみ箱」と「Welcome to Tech Preview」というショートカットしか
表示されていなかったので、Windows7でいうところの「コンピューター」や
「ネットワーク」のアイコンを表示してみたところ、デザインが変わっていました。
他にもアイコンが変わった物があるかもしれません。
スタートメニュー復活!
Windows7を使用する機会が多い私でも違和感なく操作できます。
新機能ではありませんが、これが一番嬉しい変更点かもしれません。
左がスタートボタンをクリックした状態、右がすべてのプログラムを表示した状態。
また、スタートメニューの右側には「ストアアプリ」や
「デスクトップ用のアプリケーション」を表示しておくことができます。
対象のアプリケーションを右クリックし、「Pin to Start」をクリックします。
アイコンが追加されました。
もちろん追加されたアイコンの並び替えも自由に行うことができます。
OSのシャットダウンもスタートメニューから行えます。
Windows8のようにどこからシャットダウンをしていいか分からない、
ということは無いと思います。
ストアアプリがウィンドウ表示可能に!
ウィンドウの大きさも完全に自由とはいかないようですが、変更することが可能です。
Modern UIから開いていたWindows8や8.1に比べ、余計な画面遷移が発生しない
のでデスクトップ用途でストレスなく使えるようになりました。
新機能仮想デスクトップ
ネーミングからすると勘違いしそうですが、要は画面を複数増やせる機能です。
Windows10ではタスクバーにある「タスクビュー」をクリックすることによって
仮想デスクトップの追加、切り替えを行うことができるようになりました。
作業ごとにデスクトップを切り替えることができるので、
複数の作業を同時に行う方にとっては便利な機能になると思います。
廃止はされなかったModern UI
Windows8.1のModern UIは廃止はされていませんでした。
タスクバーのプロパティから設定を変更することでスタート画面を切り替えることが
可能です。
試しにアプリを起動してみると・・・
結局デスクトップでアプリケーションが起動するようなので、使い慣れている方以外は
無理にModern UIを使う必要はなさそうですね・・・。
短い時間しか操作していませんが、使った感想は
・スタートメニューが復活して操作感がWindows7に近い。
・仮想デスクトップなどデスクトップ機能に力を入れており、
ビジネスユースの方にもスムーズに受け入れられる。
という感じです。
一方、タッチディスプレイ用のUIも新しく用意されているようなので、
そちらについてもどのような改善が行われたのか今後試してみたいと思います。